2022.07.11

アメニディとコニカミノルタ  機密情報管理・配信サービスで協業

～ LINE®を使った「Cybele Safe Message®」サービスを開始 ～

株式会社アメニディとコニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：⼤幸 利充、以下 コニカミノルタ）は、この度、機密情報管理・配信サービスで協業することにいたしました。両社で開発した機密情報配信サービス「Cybele Safe Message^® (キュベレー・セーフ・メッセージ)」の提供を開始いたします。　*コニカミノルタ社でのニュースリリースはこちら

【機密情報配信サービス「Cybele Safe Message」について】

近年、スマートフォンをはじめとしたモバイルツール・サービスの普及とともに、個人情報や会社情報などを、機密性を保持した状態で、社会のあらゆるところで活用する必要性が高まっています。これに対して両社は、自治体からの各種クーポン提供や、PCR検査の結果通知などに利用できる、LINE®を使った安心で安全な通知配信を行う機密情報配信サービス「Cybele Safe Message」を開発しました。

今回の協業では、コニカミノルタの画像IoTプラットフォーム「FORXAI（フォーサイ）」が保有している機密情報管理機能とアメニディの属性暗号技術・アクセス管理技術を連携させることで、スマートフォンやモバイルを利用した個人向けの安全・安心な情報配信サービスを実現させました。

【「Cybele Safe Message」の活用事例 】

＜クーポン配信の例＞

事業者、自治体など、クーポンを配布する側は、それが一部の使用者に集中したり、不正に使用されることを懸念しています。本サービスでは、クーポンの不正転送、漏洩による不正利用を属性暗号化による情報アクセスコントロールによって、クーポンの使用回数を制限することによって一部のユーザーに利益が集中することがなくなります。不正使用に対してはサービスからキックアウトできます。

＜PCR検査の例＞

PCR検査結果の連絡には、LINE経由で暗号化された検査結果が配信され、これとは別に鍵データが配信されます。第三者が暗号化された検査結果を不正に取得しても、不正者の取得した鍵では解錠できませんので検査結果のプライバシーが保たれます。また鍵の取得、復号化（閲覧）の履歴から情報閲覧のトレーサービリティも備えていますので、「検査サービスの開始、終了」のワークフローの監視にも役立ちます。

今後両社は、協業のシナジーをさらに高めると同時に、自社の強みをさらに強化し、より良い価値をお客さまに提供してまいります。